今や入手困難なマエストロとなったMarco Osioの最新作です。美しい一枚板の裏板を用いた、ストラディヴァリ1716年『Oppenheim』モデルです。Osioのウッドワークの上手さと、絶妙なグラデーションを持つニス捌きが光ります。宮地楽器クレモナツアーにてOsio工房を訪問したヴァイオリニスト・﨑谷直人氏も大絶賛した本作。早い者勝ちです。
ブレシア近郊に生まれたMarco Osio氏は、弱冠13歳で弦楽器製作の道を選びます。 クレモナの国立弦楽器製作学校を卒業したのち、クレモナの伝説的製作家、Gio Batta Morassi 氏の工房に通い、その技術に磨きをかけました。 また、マエストロから特別に才能を認められた彼は、Gio Batta 氏が貯蔵している特別な材料を使用することを許され、以来、極上の材料のみを使用して製作するようになります。 20代の頃からその非凡な才能は開花し、参加したコンクールでは常に上位入賞を果たしています。 主な入賞歴は以下の通りです。 2001年 バヴェーノコンペティション(イタリア) ヴァイオリン部門1位、ヴィオラ部門2位 2007年 チャイコフスキーコンクール(ロシア) ヴィオラ部門2位 および最優秀技術賞 2011年 Violino Arvenzis(スロヴァキア) ヴァイオリン第1位および最優秀技術賞 2012年 クレモナ トリエンナーレ(イタリア) ヴィオラ第4位 およびALI 特別賞 2021年 第16回クレモナ・トリエンナーレにおいて、ヴィオラ部門ファイナリスト