ポーランドの実力派製作家Marcin Krupa氏の新作ボウ。 ヴァイオリン製作のみならず弓作りも非常に得意とする彼の作品は、どれも完全手工品ならではの丁寧な仕上げと、吸い付き感のある弾き心地が特徴です。 この個体も音色は柔らかくもしっかりと響き、硬さの残る新作ヴァイオリンとの相性も良いです。数々の製作コンクールの覇者でもある彼ですが、リーズナブルな価格設定も魅力です。
ポーランド ポツナンに工房を構えるMarcin Krupaは、弟 Krzysztof(クリストフ)と共に少年期より父親の Anton(アントン)から指導を受け、製作家として育ったサラブレッドのような人物です。 近年の製作コンクールでは常に上位入賞を果たしており、ポーランド、スロヴァキア、ドイツ、フランス、イタリアなどヨーロッパ各地で大きな成果を挙げています。 2006年のクレモナ トリエンナーレでは、ヴァイオリンで第3位 ブロンズメダルを獲得しています。 さらに2021年のクレモナ・トリエンナーレでは、チェロ部門のブロンズメダルも受賞しています。