スティックは細身で赤味のあるオレンジブラウンです。ヘッドはしなやかで丸く、実に惚れ惚れする美しさです。オールドボウならではの繊細でやわらかなタッチは、演奏者を魅了します。音色はまろやかで上品です。
Louis Morizot(ルイ・モリゾ)は、1874年にフランスのDarreyに生まれ、C-Hury、N.Bazinのもとで研鑽を積んだのち、E.Sartoryのアシスタントとなりました。1919年に45歳で独立し、ミルクールに工房を構え、多くの名弓を製作しました。 息子たちと共に製作にあたっていたため、区別するために彼の作品はp?re(父)と称されています。