チェロ製作を得意とする大月氏の最新作です。ヴェネツィア派のモデルで製作されており、やや丸みを帯びたフォルムによって力強く、深い音色を得ることができます。長年弾きこまれた楽器のような弾き心地で、レスポンスも良好です。即戦力となる新作として、アマチュアから専門家までお薦めできる一本です。
1996年 東京生まれ。高校吹奏楽部でコントラバスを担当、在学中に弦楽器製作に興味を持ち独学で製作を始める。 2014年 高校卒業後に代官山音楽院にて2年間、藤井大樹氏に製作、高倉匠氏に修理を習う。 2016年 イタリアに渡り、ミラノ市立弦楽器製作学校(Civica Scuola di Liuteria di Milano)入学。製作をMichele Dobner、Mattia Riva、修理をGabriele Negri、Carlo Chiesa、またバロック楽器の製作をValentina Montanucciの各氏に習う。 2019年 セスト・フィオレンティーノ国際弦楽器製作コンクール学生ヴァイオリン部門 4位。 2020年 同校を卒業後、年末に帰国。東京都稲城市にて楽器製作を中心に活動を始める。